静岡の地域の人やお店とのつながりを大切に、この地域に根ざし、愛され続けるお店づくりを心がけています。
店舗紹介
おかげさまで2023年9月に4周年を迎えることができそうです。「せっかく食べるなら、美味しくて身体に良いものを。心も体も喜ぶパンを」という思いでパンを作り続けてきました。
石臼挽きの小麦粉や自家製天然酵母にこだわり、パンの中に詰める具材も手間暇かけてすべて手作り。たくさんの人に知ってもらい、お客様の「美味しかったよ!」というお声一つ一つが、私たちの励みになっています。

お米のように日々の食事に合わせて食べてもらいたい、より良い食生活に私たちのパンを取り入れていただけたら、こんなに嬉しいコトはありません。
シンプルなお食事パンはもちろんのこと、甘いパン、おかずパンなども豊富に取り揃えています。お客さんそれぞれの好みで選べたり、今日の気分で食べてみたいパンと出会えたり、毎回行くのが楽しみになるようなお店づくりの工夫をしています。

店長インタビュー
■大室 千晴さん(女性)
このお店を始めたきっかけは?
もともと小さい頃からお菓子やパンが好きでした。日常でもよく作っていました。結婚を機に転職を考えて、主人から「好きなことを仕事にすればいいじゃん!」と言われたのが、パン屋に勤めたきっかけです。
自分の店を持つのはゆくゆくの夢でした。ところが、勤めて6年ほど経った頃、ご縁があって良い物件が見つかったので、悩みぬいた末に、今しかできないことをやろう!と開業を決心しました。
現在のお仕事内容を教えてください。
製造販売業務を全て行います。材料の選定や買い出しから、新メニュー開発まで仕事は幅広いです。八百屋さんとお話しながらおすすめのものを聞いてメニューを決めることも多いです。
店長としては、皆が働きやすくなるようにいつも気を配っています。スタッフの適材適所の配置や、明るい声掛けなども大事な仕事です。パートさんも含めて、アラフォー世代が多く活躍しています。男女問わず、お互いのライフスタイルを尊重し、協力し合いながら楽しく働けるお店づくりを心がけています。
この仕事の面白さ、やりがいはどんなところですか?
パンを買ったお客さんが、美味しかったからとその日の内にもう一度ご来店くださったことがありました。それも一度ではなく、違うお客さんでも複数回。それは、とても嬉しかったですね。
遠方では、大阪から来たという若い女性のお客さんがいました。パン屋さんめぐりが趣味の方で、沢山あるパン屋さんの中から、わざわざウチを選んで訪ねてくれたとのこと。とてもびっくりしたし、嬉しかったのを覚えています。
常連さんの存在にはいつも支えられています。「いつもの」と注文されると、こちらが安心感を覚えます。来ないと逆に心配になるくらいですね(笑)
これからの目標を教えてください。
もっと多くの人に知ってもらいたいです。夏場は多くのイベントに出店しますし、新しいお客さんや他のお店と知り合えるのが楽しみです。正社員スタッフが加われば、定休日も無くして「いつでも空いているお店」にしたいです。夜も19時までやっているので仕事帰りにも利用できますし、お持ち帰りやイートインに幅広く活用してもらいたいですね。ゆくゆくは「パン屋のランチ」も企画してみたいです。

取材後記
求人がご縁で知り合ったお店でした。とても美味しそうなパンが気になり、会社に手土産で持ち帰り仲間にも食べてもらったところ、大変好評で。
あるスタッフから、東京の友人にもプレゼントしたらすごく喜ばれた!とか、また別のスタッフからは、ドイツパン好きの実家の父母にも気に入ってもらえたよ!という声が聞こえてきました。
すごく熱い想いをもっている店長さんですが、普段はちょっと力の抜けたところもあって、それをご主人やスタッフの皆さんで補い合っている雰囲気が、とても良いと感じました。
お店で働く人たちから「好き」「自信をもってオススメできる」という気持ちが伝わってくる商品と、もっと良くしていきたい!とチャレンジする姿に、とても刺激を受けました。
■企業情報
社名/ぱん屋ハードケー
住所/静岡県静岡市葵区千代田2丁目2-44
HP/ https://panyahardk.com/