「呑める蕎麦屋」に心を奪われ、静岡市葵区鷹匠でオープンして1年。

静岡市葵区鷹匠。長年続く名店もある、蕎麦屋の文化が脈々と受け継がれたこの地域で、新静岡駅から徒歩5分の場所に1年前にお店をオープンした、小泉 勇さん。蕎麦心きりがねのオーナー兼店長だ。
これまでもずっと飲食店に携わり、実家も蕎麦屋を営んでいる。
「私が小学5年生の時、それまで1従業員だった父がのれん分けで店長となって、お店の営業を始めました。私もお店を手伝いながら、ゆくゆくは実家で働くことになるのかなと考えていましたが、蕎麦の食べ歩きをする中で出会った「呑める蕎麦屋」に心を奪われて、そのまま同店で修行を始めました。」
これが、小泉さんと呑める蕎麦屋の出会い。その後は静岡の老舗割烹屋で日本料理を4年修行し、自身のやりたい夢を叶えるという強い想いで2年前に独立。念願の「蕎麦心きりがね」をオープンしたのです。
呑める蕎麦屋は、都内ではポピュラーだが、静岡には数えるくらいしかない。「ないならば自分でつくろう!」と、若いうちにチャレンジしようと起業を選んだ小泉さん。
お昼は若い方や女性、そして会社の会食。夜は接待や年配の方で賑わいが絶えない。「きれいな呑み方で料理とお酒を楽しんでくれています。大人の呑み方ですね。」小泉さんの理想に、そして夢に日々近づいてゆく、「蕎麦心きりがね」はそんなお店です。
小泉さんの「料理にかける想い」が伝わり、今ではリピーターが中心の店に。
小泉さんは、自ら調理を手がけている。朝早くから仕入れに向かい、魚は実際に自分の目で見て、その日にとれた一番いいものを仕入れ、提供するようにしているという。
毎週変わるメニューは「仕入れの際に、季節のメニューを考えます。美味しいお酒とよく合う料理を常に提供できるよう、情報収集も兼ねながら食べ歩きは大切にしています。」小泉さんの料理にかける想いが伝わってくる。
ランチ営業、そして休憩後にはディナー営業が待っている。
手際よく蕎麦打ちや各料理を美味しく、滞りなく仕上げていく小泉さん。「お客さんが「美味しかった」と言ってくれたとき。そして実際にもう一度来店してくれたとき。こだわりを貫き、チャレンジしてよかった、働くやりがいを感じます。
オープンから1年経った今、お客さんはリピーターの方がほとんどです。」手打ち蕎麦屋でありながら貸し切り営業のオーダーも定期的にある。貸し切り営業をやっている蕎麦屋は、静岡にほとんど無いため、会社関係の宴やホームパーティでの貸し切りなどのニーズが多く、好評だそう。
「これからも「蕎麦心きりがね」を大事に育てていきます。目の前のお客さん、常連さんを大切に営業したい。
そして「呑める蕎麦屋」文化を静岡に広げたい。」と今後の抱負を語る小泉さん。
そのためにも新しい仲間を採用し、同じ思いを持った仲間を迎え、後進の育成にも取り組んでいく考え。将来的には、カウンターと個室だけの小さなお店も手がけていきたいと考える小泉さん。今後の活躍が楽しみです。

現在は3人で運営する「蕎麦心きりがね」。未来に向けて仲間を募ります。
もちろんこれから迎える正社員やアルバイトの方スタッフも、小泉さん自らが教育を担当する。
「料理の盛り付け等の調理補助、食器洗い、配膳、レジ対応、接客補助、掃除等、簡単な業務からスタートしていただきます。ゆくゆくは、そば打ちや蕎麦ゆで、そして天ぷら揚げなど調理全般できるようになるまで教えます。」
小泉さんが持つ技術や経験を惜しみなく披露し教えるのだといいます。お客様とスタッフが近い職場のため、お客様の満足がダイレクトに伝わり、それが成長につながっているのだそう。
小泉さんから料理を学びたい方、まずは募集求人にアクセスすることをおすすめしたい。

■企業情報
社名:蕎麦心きりがね
住所:静岡県静岡市葵区鷹匠2-14-3
HP:https://www.instagram.com/kirigane_soba/
■蕎麦心きりがねの求人情報