「制服が着たくない」「アルバイト中も私服を楽しみたい」という方には、服装自由のアルバイトがおすすめです。
しかし、ひとことで服装自由といっても、どんな服装でも許容される訳ではなく、職種によってルールが異なります。
そこで今回は、おしごと百花の日本全国で40万件のアルバイト・パート情報を扱う経験を活かし、服装自由のアルバイトに関する「注意点」「職種」「面接時のルール」「アルバイトを探す方法」の4点について解説します。
服装自由のアルバイトはどこまでOK?服装自由アルバイトの注意点

服装自由なアルバイトとは、基本的には服装に制限がなく、私服で勤務できるアルバイトを指します。
しかし、いくら服装自由のアルバイトとはいえ、TPOに合わない服装をすると白い目で見られる可能性があるので注意が必要です。
露出が多すぎる服、目立ちすぎるアクセサリー、きつい香水、ラフすぎる服装は避けるのが無難です。
また、倉庫作業のような危険が伴う作業に、スカートや長いネックレスをぶら下げているとケガをする恐れもあるため、仕事内容にあわせた服装を選びましょう。
まずは、先輩スタッフの服装を観察して、同系統にまとめるのがおすすめです。同系統の服がなければ、ユニクロやGUといったファストファッションでそろえれば、経済的にも大きな痛手にはならないでしょう。
服装自由のアルバイトの職種
服装自由のアルバイトは、飲食サービス職やアパレル職、顧客と対面することが少ない職種に多い傾向があります。また、単発バイトは服装の制限が少なかったり、在宅バイトは完全に服装自由だったりと、選択肢はいろいろあります。
今回は、服装自由な職場多い職種として、カフェ店員・アパレルスタッフ・オフィスワーク・倉庫作業の4つについて紹介します。
カフェ店員

制服が支給されるカフェもありますが、私服で勤務できるカフェも多くあります。
服装自由とはいえ、飲食業のため「襟付きシャツ」「チノパンやスキニーパンツ」「黒い靴」など、清潔感を失わないように服装に制限が設けられている場合も珍しくありません。また、エプロンの着用が義務付けらることも多いです。
大手のカフェほど服装の制限は厳しい傾向にあるため、服装の自由度を重視するなら、個人経営のカフェを選択するのもひとつの手です。
アパレルスタッフ

アパレルスタッフは私服で勤務できますが、自社の商品を着て接客をする場合がほとんどです。
自腹で商品を購入しなければならないことも多いですが、店舗によってはレンタルすることができたり、社割で非常に安く買えることもあるので、面接時に確認しておくのがおすすめです。
アパレル店員は、店員でありながらショップモデルの役割も兼ねているため、おしゃれに気を遣うのも仕事の一環といえるでしょう。
オフィスワーク

オフィス内の事務職や電話オペレーターなど、オフィスワークも服装自由の場合がほとんどです。
ただし、スーツで働いている方が多い職場の場合、派手過ぎる格好やラフすぎる格好は相応しくないため、オフィスカジュアルでまとめるのが無難でしょう。
襟付きのシャツにジャケットを羽織り、きれいめのパンツやスカートを合わせるのがおすすめです。落ち着いた色味で清潔感があれば好印象です。
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倉庫作業

倉庫作業は、体力を使う仕事が多いため、かっちりしすぎず動きやすい服装が求められます。また、危険が伴う仕事の場合は、安全性を考慮した服装を選びましょう。
スニーカー、チノパン、Tシャツスタイルが一般的ですが、危険性が伴う仕事では、安全靴を履くこともあります。
いくら動きやすい服装でも、ジャージやスウェットはだらしないだけでなく、ベルトが着けられず作業に支障がでたり、裾を踏まれて転倒する危険もあるので避けましょう。
服装自由のアルバイト面接には何を着ていく?

服装自由のアルバイト面接では、スーツなどかしこまった服装で面接にいく必要はありません。しかし、友達と遊びにいくようなラフな服装は避けるべきです。
面接において第一印象は大きく影響するため、悪い印象を与えない服装を選ぶのが無難です。
シンプルで清潔感のある服装を選ぶ
アルバイトの面接では、履歴書の内容や受け答えだけでなく、見た目の服装や雰囲気からも人柄を判断しています。真面目さや誠実さが伝わるような服装にすると好印象です。
男性は無地または淡い柄の襟付きのシャツに、黒やベージュのコットン地のパンツ、革靴かキレイ目のスニーカー、女性は無地または淡い柄のブラウスやシャツ、黒やベージュのコットンのパンツもしくは丈が短すぎないスカート、派手過ぎない革靴やパンプスのような服装がおすすめです。
スーツを着る必要はない
基本的には、アルバイトの面接でスーツを着る必要はありません。しかし、スーツが禁止な会社はほとんどないため、服装に悩む場合は、スーツを選ぶのが安心でしょう。
ジーパンは避けるのが無難
面接でジーパンは避けるのが無難です。担当者によっては、ジーパンはカジュアルすぎると感じるため、真面目さや誠実さをアピールするのに向いていません。
やむを得ずジーパンを着用する場合は、色が褪せているものや、ダメージジーンズは避けましょう。
夏場はノースリーブやサンダルを避ける
夏場の面接では、ノースリーブ、短パン、サンダルなど露出の高い服装は避けるのが無難です。
外は暑くても、面接会場は冷房で冷えている可能性もあるので、薄手のジャケットを持っていくと清潔感も出ておすすめです。
高校生の場合は制服でOK
高校生の場合は、制服・私服のどちらでも問題ありません。
学校帰りにそのまま制服を着ていくのもいいでしょうし、制服がない学校や休日に面接がある場合は私服でもマイナスにはなりません。
ただし私服の場合は、シンプルで清潔感のある服装を選ぶことを心がけましょう。
服装自由のアルバイトを探す方法
おしごと百花は、日本全国で40万件のアルバイト・パート情報を扱っており、服装自由のアルバイト情報も多々掲載しています。(2022年2月現在)
そこで、おしごと百花で「服装自由のアルバイト」を検索する方法をご紹介します。
静岡県で服装自由のアルバイトをお探しの方
まず、おしごと百花 静岡 にアクセスしてください。
アクセスしたら、ページの中腹にある「静岡県の求人を探す」の中にある、「フリーワードで探す」に 服装自由 と入力してください。

これで静岡県全域の「服装自由」アルバイトが検索できたので、地域を絞り込みたい場合は「ご近所」「場所」「駅・路線」検索から地域を絞り込めます。

2023年2月1日現在で静岡県全体で509件の案件が登録されています。
静岡以外で服装自由のアルバイトをお探しの方
静岡県以外の場合は、まず おしごと百花の地域選択 にアクセスしてください。
次のような画面になるので、ご希望の地域を選択してください。

ページが切り替わったら、ページの中腹にある「〇〇県(指定した都道府県)の求人を探す」の中にある、「フリーワードで探す」に 服装自由 と入力してください。

これで都道府県内全域の「服装自由」アルバイトが検索できたので、地域を絞り込みたい場合は「ご近所」「場所」「駅・路線」検索から地域を絞り込めます。

まとめ
今回は、服装自由のアルバイトについて、注意点、服装自由の職種、面接時の服装、服装自由のアルバイトの探し方について解説してきました。最後に要点を整理します。
- 服装自由のアルバイトとはいえ、TPOにあわせた服装を意識する
- 服装自由のアルバイトは、飲食サービス職やアパレル職、顧客と対面することが少ない職種に多い傾向がある
- 服装自由のアルバイト面接では、スーツなどかしこまった服装で面接にいく必要はなく、シンプルで清潔感のある服装を意識する
服装自由のアルバイトやパートでも、マイナスの印象を与えないように最低限の注意が必要です。
服装だけでなく面接の持ち物も合否を決める重要なポイントなので、あわせて注意してみるといいですよ。
ひとことに服装自由といっても、職場によって許容される服装が違うため、先輩スタッフを参考にして同系統の服装を選んでみるのがいいでしょう。