
40分で気軽に楽しめる清水港内クルージングということで、カモメと触れ合ってきました。
11月らしからぬポカポカ陽気に誘われて、何となく外に飛び出したある日の休日。
エスパルスドリームプラザでちょっとした買い物を済ませた後、遊歩道を歩いていると、ふと目に止まったのが「遊覧船のりば」の文字。
「特に予定もないし乗ってみようかな」というふんわりとした気持ちでチケット売り場を覗いてみると、あと10分ほどで出港する便がありました。しかも、ちょうど今の時期は船のデッキからユリカモメにエサやりができるみたい!
「これはちょっと気になるなぁ」ということで、今回は、富士山清水みなとクルーズ「かもめふれあいクルーズ」の体験談を綴っていきます。

こちらがエスパルスドリームプラザからすぐの場所にあるチケット売り場。目立つ建物なので「あ~、あそこね」という人も多いのではないでしょうか。
中に入るとタッチパネル式の券売機があったので、そこでチケットを購入(クレカやキャッシュレス決算にも対応)。

案内係のお姉さんが近づいてきて、やさしく買い方の説明をしてくれたのが好印象でした♪
乗船時間は約40分、清水港内をぐるっと一周するコースのようです。

お昼時の出港(11:30と13:00の出港)ならお弁当付きのプラン「ふなべんクルーズ」(予約制)といったものもあるみたいですね。
また、クルーズ船のほかに水上バスも運行しています。

そんなこんなで、いざ乗船。船の名前は「ベイプロムナード号」だそうで、定員は350名ほどとアナウンスされていました。
船内は3階構造になっていて、1階と2階はソファタイプの座席やテーブルが配され、お家族連れでもゆったり気兼ねなく楽しむことができそうです。

3階はデッキ席で、富士山や三保松原のパノラマビューを眺めたり、カモメの群れとの触れ合いを満喫できるスペースとなっています。

みなさんのお目当ては、当然3階のデッキフロア。この日はとても天気が良かったので、たくさんの人がデッキに集まっていました。
私は出港してしばらくは1階で静かに過ごし、15分ほど経ってから3階のデッキへ。

途中、2階の売店で「カモメのえさ」(100円)を購入し、人一人通れるほどの狭い階段を上っていくと…。
1階の優雅なひとときとは一変するほどの大賑わい(笑)。
写真撮影をしたり、海風や景色を楽しんだり、もちろんカモメのエサやりに没頭したりと、多くの人でごった返していました。

さて、私もカモメのエサやりに挑戦です。まずは手のひらに数粒の「カモメのえさ」をのせ、恐る恐る群れの前へ手を差し出してみます。
しばらくすると、きたーーーー!!! きましたっ!!!
あるカモメがこちらをじっと見つめ、ホバリングのような状態で船と並走していたかと思ったら、ふわりと上昇し、からの急接近!

ブラッドオレンジ色の細長い口ばしで手のひらを高速ツンツンし、器用にエサをGETしていきました。
ツンツンされた瞬間は、ちょっとだけ痛カユイような感触でしたね。
10分くらい3階のデッキでカモメたちと触れ合った後、2階から出られるデッキに移動して、残りのエサやりを楽しんだあたりで「日の出のりば」に帰港。
40分のうちの後半はほとんどカモメしか見ていなかったのが反省点でしたが(もっとのんびり景色を楽しんでも良かったかも)、それでも普段なかなか体験できない思い出に残るひとときとなりました。
年末年始には「冬の清水港 花火ナイトクルーズ」という企画もあるそうなので、こちらにも注目してみたいと思います!

■イベント情報
富士山清水みなとクルーズ「かもめふれあいクルーズ」
期間/11月~3月末頃
住所/静岡市清水区港町1-410-3(日の出のりば)
出港時間/11:30~/13:00~/14:00~/15:00~
料金/大人1200円、小人600円 ※未就学児は大人1名につき1名無料