
江戸時代の浮世絵師・歌川広重の名を冠した日本で最初の美術館、静岡市東海道広重美術館。
「広重」や「東海道」をキーワードに、浮世絵芸術や江戸文化への理解を気軽に深めることができる施設として人気がありますよね。
さて、「東海道五十三次」といえば、ほとんどの人が歌川広重をイメージされると思います。
しかし、東海道の浮世絵を描いたのは広重だけではないこと、さらには、広重自身もその生涯において何種類もの東海道のシリーズ作品を手掛けていることはあまり知られていないのではないでしょうか?

広重は代表作である「東海道五拾三次之内」(保永堂版)以外にも、20種類以上もの「東海道五十三次」のシリーズ作品を手掛けたといわれているんですよ。
そこで、今回ご紹介する展覧会「いろいろ魅せます 五十三次!」では、美術館所蔵の広重が手掛けた東海道シリーズ10種に加え、他の絵師との合筆(合作)作品も一挙公開!
まさに“いろいろ魅せます”にふさわしい内容で、少し変わった趣向からの「東海道五十三次」に出合えることができるようになっています♪
1/22(日)まで開催中ですので、気になる方はぜひ足を運んでみてください。

■■■ いろいろ魅せます 五十三次! ■■■
日時:~1/22(日)9:00~17:00(入館~16:30)
会場:静岡市東海道広重美術館(清水区由比297-1)
料金:一般520円、大学生・高校生310円、中学生・小学生130円
休館:月曜
問合:054-375-4454(静岡市東海道広重美術館)
HP:https://tokaido-hiroshige.jp